人事制度の構築と運用支援サービス

『人事担当育成・ノウハウ伝承の人事コンサルティング型顧問サービス』を展開するウイズユ-社労士HR事務所
◆ 人事制度とは・・・そのメリット ◆
人事制度の中心となる制度が「評価制度」です。その評価制度の導入目的は何か?と、問うと多くの方は、賃金を公平に決めるためと答えます。もちろん目的の一つに賃金の公平性はあります。またある方は、キャリアアップ・モチベーションアップ・人財育成のためと答えます。こちらの答えは評価制度に意味を持たせた目的です。企業で大切なのは人財育成であると人事に関わる皆様が口をそろえて熱く語られます。そういう意味では人財育成としての人事制度の持つ役割は非常に重要であると考えられます。
では、個々の人財育成を図りながら会社組織にて人財力最大化を図る上で重要な要素では何でしょうか? 私は、それを会社のベクトルにあった育成と考えています。会社ポリシーである経営理念・人事理念・行動指針・バリューなどの「会社フィロソフィー」にベクトルのあった人の成長こそが、会社組織での人財力最大化の実現につながります。
『人事担当育成・ノウハウ伝承の人事コンサルティング型顧問サービス』を展開するウイズユ-社労士HR事務所では、経営者の思いを人事制度に落とし込み、人事制度をツールに会社にベクトルのあった人財を育成し、従業員のキャリア形成、モチベーションアップにつなげると共に、会社組織のベクトルから見た公平な報酬の実現を目指す人事制度の構築及び運用支援を致します。




人事制度の構築と運用支援サービスの特徴
特徴1
経営とベクトルを合わせた人財育成で全体最適へ
人事制度の中心は評価制度です。評価する上での重要なポイントは、次の3つです。
1.評価の本質的な目的を理解すること。評価の本質的な目的は処遇決定ではなく、「人財育成」です。
2.評価制度は運用が大切であること。身の丈に合った評価制度からスタートすることです。立派な評価制度が出来ても運用できなければ意味なく、自己満足となってしまいます。評価制度は、理解するのだけでなく、「活用する」ことです。
3.評価は人の性格を見ないこと。評価の対象は人物ではなく「行動と成果」です。 そして注意点は、会社のベクトル(考え方)と合わない方向でその能力が発揮されても、生産性向上にはつながらず、かえって足を引っ張る、組織を乱すことになるケースもあると言うことです。いわゆる個別最適がそれにあたります。人財力最大化を目指すには、社員のマインドを会社と同じベクトルにすることが必要です。会社フィロソフィーと紐づけし、その具現化を目指すことが、私たちの人事制度構築及び運用支援サービスのポリシーです。

特徴2
高みを目指す社員へ誘導します
役割や職能に応じた等級区分の要件は、会社が社員に示すキャリアアップの成長ステップを意味します。社員が常に上位の要件(キャリア)を目指し行動することで、本人と会社が共に成長出来る良いサイクルを描きます。その時に重要なのは、常に上位要件(キャリアアップ)に目を向かわせる仕掛け(*入口基準の設定など)であり、制度運用になります。ノウハウ伝承型の人事コンサルを得意とする事務所の強みで人事制度構築と運用を支援致します。(*入口基準とは、上位等級の仕事ができるかどうかを判定した上で昇格を決める考え方)

特徴3
『運用できる』がゴールの支援サービス
人事制度は制度構築で終わりでは無く、運用が出来て初めて成果につながります。「人事制度が出来た!」で終わらせてはいけないと思います。ゴールは運用であり活用です。私たちは「出来るようになる」を人事制度構築のゴールとして設定します。そのために大切な要素として「評価者の育成」です。制度理解はもちろん、評価方法やフィードバック面談等の「出来るためのノウハウ」を提供することで、評価者自身のモチベーションを上げ、一歩前に踏み出せることも目指します。ノウハウ伝承型の人事コンサルを得意とする事務所の強みを人事制度構築と運用支援サービスにも取り入れ実現して行きます。

教育・料金表(税込)
トータル人事制度(評価制度・等級制度・賃金体系)の新規構築
総合的に以下の3つ(①・②・③)を構築します。
2,750,000円 ~
① 賃金体系+等級制度の新規構築
1,650,000円 ~
② 評価制度+等級制度の新規構築
2,200,000円 ~
③ 人事制度教育・説明プレゼン
165,000円 ~
④ 賃金規程類の整備
110,000円 ~
⑤ 人事評価者教育
165,000円 ~
⑥ 運用支援サービス
165,000円/月~
⑦ その他 オプション
(キャリアデザイン・目標管理・方針管理・自己申告・自己啓発支援等)
別途
※料金は、お客様のご要望に応じて、内容のカスタマイズなどを設定致しますので、都度、見積もりにて合意後に決定させていただきます。
人事制度の構築・運用支援サービス ご依頼の流れ
お問合せからサービスをご提供するまでの流れをご紹介します。
step1
お問合せ
電話またはフォームよりお問い合わせください。
お客様のお困りごとに合った内容をご提案させて頂きますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
『人事制度の構築』など、上記表に記載するプログラムのみならず、それ以外の人事制度関連プログラムもお取り扱いしております。

step2
お打ち合わせ
貴社への訪問・Webにて面談又はメール・電話にてご回答致します。
お客様のご都合に合わせたコミュニケーションスタイルにてご対応させていただきます。
尚、内容が少し複雑な場合は、メール以外にてコミュニケーションを取らせて頂くことがありますので、ご理解をお願い申し上げます。

step3
プラン・見積もりのご提示
step2のお打ち合わせ内容に基づき、プランと見積書を提示致します。原則、貴社への訪問にて行いますが、必要に応じてWeb又はメールにて、ご回答致します。
提案内容のすり合わせと、業務範囲・成果物・日程なども合わせて詳細な打ち合わせを行わせて頂きます。

step4
ご契約・サービスの開始
step3にて合意された内容をもとに契約書等を作成致します。再度、内容の説明とすり合わせを行い、サービスの開始日を決めます。
その後は、必要に応じて、情報共有を進めなら進捗確認や報告をさせて頂きます。

人事評価制度導入フロー(例)
STEP1:現状分析
戦略・方向性の確認 ・・・ 今後の戦略や事業の方向性を確認します
人事政策の確認 ・・・ 人事ポリシーや人事政策を確認します
現状分析 ・・・ 現行制度のヒアリング・分析、従業員意識のヒヤリング
新人事制度グランドデザインの確認
・・・ 現状分析に基づき、新処遇制度、新評価制度など全体フレームを確認
3ヶ月~
STEP2:制度設計
処遇制度 ・・・ 年功型、成果型などの検討
評価制度 ・・・ 目標管理制度、コンピテンシーなど考課の検討
退職金制度 ・・・ 給与連動型、ポイント付与方式、年功型、成果型など検討
7ヶ月~
STEP3:制度導入
新人事制度の導入支援・・・ 新体系への移行格付け、人件費シミュレーション、移行に伴う経過調整の検討、評価者研修の実施、賃金規程等の整備
人事コンサルティング型顧問契約にて以下をフォローします。
新人事制度の運用開始:制度導入後も、継続的に運用をフォロー
多くのコンサル会社は、人事評価制度を導入して終了しますが「人事制度は設計よりも運用が重要である」という考えのもと、貴社の「人事プレイン」として、制度導入後も運用をサポート致します。特に人事評価制度運用の重要な役割を担う評価者の考課者訓練や面接指導も支援出来ます。
運用開始後に発生する課題への対応支援
評価項目の維持管理・見直し、集計作業の支援、昇給・賞与支給、昇格に関するアドバイスなど、人事評価制度導入後の適正な運用も支援が可能です。
考課者訓練
人事評価制度の運用のキー人財は評価者です。評価者の成長、被考課者との適切なコミュニケーション(フィードバック)が重要な要素となります。人事評価制度の運用を支援するため、評価者研修も「会社フィロソフィー教育」として、提供できる仕組みを整えています。
対象者 : 管理職 ※一部一般社員向け研修も有り
研修期間: 約〇〇時間 ※研修回数は別途相談に応じます。
テキスト: オリジナルテキスト
*貴社労務管理事情に基づくカスタマイズは、別途相談に応じます。
人事制度の構築と運用支援サービスを利用された事例
voice
親身になってご相談に乗っていただき、ご丁寧な指導・説明・アフターフォローをいただいたおかげで、当社のオリジナリティを反映した人財育成支援制度の構築と運営に成功した。
東京都港区のA社
◆ 制度構築委員会メンバ-の感想 ◆
長谷川先生 お世話になっております。先生が顧問としてきてくださる前に、当社はきちんとした人事評価制度がなく、経営理念と役割グレード・職種スキルとは明確な体系性と論理性がなく、人事理念も曖昧でした。高い専門知識と豊富な経験を用いて人財育成支援制度の分科会をサポートしてくださいつつ、当社各部署の管理職と社員の参画を意識的に取り入れて、人事仕事の面において心細かった私にリードさせていただき、常に親身になって参考になるリソース、ひも解くのに役立つ知恵とアドバイスをくださいました。また、マインドマップやチャート、新しいリソースを取り入れたタイムリーで明瞭な説明であるため、当社の課題、目標を現状分析から洗い出してインタラクティブな分析・討議をし、経営・人事理念と結びついた行動理念・キャリアッププログラムの構築ができ、当社の状況に基づいて時代の流れと市場価値に合う当社だけのカラーを反映した人財育成・成長の方程式を練りだすこともできました。
人財育成支援制度の構築だけではなく、運営までの準備、運営中の疑問点も手間を厭わず、常に積極的にご丁寧に対応していただいたおかげで新しい制度の導入・稼働も順調です。 なによりも先生の人事労務まわりの仕事に対する情熱さがとても印象的で、仕事の目的・意義、会社の在り方などを改めて見直して考える機会をいただけて、自信と希望を持てるようになりました。
新しい事務所のご成功を心よりお祈りしております。今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

voice
経営理念及び人事理念を単なるスローガンにせず、それを具現化する人事評価制度を構築したい。マーケットバリューの視点にて評価基準を導入して、何処の会社に行っても、どこの業界に行っても通用する力のある社員に育成したい。
東京都港区のA社
◆ 制度構築委員会メンバ-の感想 ◆
□人事評価制度の構築について、短時間で運用を開始しなければいけないという制約がありましたが、会社の現状をご理解いただき、「会社の一員として」というようなスタンスで制度構築に向けて導いて頂いたおかげで、ミーテイングの回を重ねるごとにメンバーの意識も高まり、予定期日通りに完了することができました。企画通りの提案をするのではなく、夫々の会社の事情にあわせた指導をし、最後まで責任をもってフォローしてくださるところが、長谷川先生と他の社労士の方の違いだと感じました。
◆私たちの感想◆
限られた時間、日程の関係及び人事制度を理解している社員がいないなどの背景から、始めは事務所が作って提案して欲しいとの要望でした。私たちからは、社員のみなさんが成長するチャンスであり、是非このテーマをもとに育成支援したい旨をお話ししました。その意見を受け入れて頂き、人事制度構築の分科会を立ち上げて頂けました。様々な役割の方が集まり、週1回、1時間の会合を継続しました。人事制度とは何かから始まり、討議をしていく中で、名称も人事評価制度では無く『人財育成支援制度』に変更しました。皆さんは人事制度の目的と軸を成長と置き、その思いをそのまま制度の呼称にしたかったようです。皆さんのアイディアで成長の方程式が作られました。その方程式の項目を評価項目にも落とし込まれ、社員みんなが同じベクトルで成長を目指す人事制度を創り上げることが出来ました。この分科会活動を通して、皆さんから頂いた大切なものは、今後の私たちの事業の中で活かし、これから出会う多くのお客様に届けて行きたいと思っています。
